a9codecサポートツール Spats!!について
a9codecでの操作をGUIでサポートすることを目的としたツールです。
■主な機能
・追加させるファイルのフォルダへの自動仕分け
・a9codecのbinファイル生成コマンドの発行
注意
Spats!!やa9codecの使用はメーカーからのサポートが受けれません。
自己責任、自己解決にて使用してください。
またこのプログラムはプログラム初心者が組んだ物です。
致命的なバグ(システム破壊)は発生させないよう確認は行っていますが
バックアップを取ってからご利用ください。
リリースノート
■リリース情報 NEW 2018/09/06
バージョン | リリース | 更新内容 |
Ver1.0 | α版 | test 動作試験用 |
Ver1.1 | β版 | fitting 基本機能実装 |
Ver1.2 | β版 | bugfix binファイルの検知方法変更 fitting ログ取得機能実装 |
Ver1.3 | β版 | fitting リスト編集機能実装 |
Ver1.4 | β版 | fitting 環境設定保存実装 fitting a9codec.exeチェック処理追加 |
Ver1.5 | β版 | bugfix リスト編集機能バグ解消 fitting 使用許諾作成 fitting リストデフォルト化処理実装 |
Ver1.5.1 | β版 | bugfix リスト無効化時の表示バグ解消 bugfix ファイル追加時の処理変更 |
Ver1.6 | 正式版 | fitting 外部ファイル実行機能実装 |
Ver1.7 | β版 | fitting 複数置換リスト管理機能実装 |
Ver1.7.1 | β版 | fitting 複数置換リスト管理機能使用時の差分作成機能実装 |
Ver1.7.1.1 | 正式版 | bugfix 内部処理の微調整 fitting ステータス表示の追加 |
Ver1.7.1.2 | 正式版 | fitting 32bit版OSでの起動をサポート |
Ver1.7.1.3 | 正式版 | bugfix 複数置換リスト管理機能の設定に関して内部処理修正 |
Ver1.7.1.3 | 正式版 | info Version5.00 Build 3922への対応確認 |
■既知の不具合
バージョン | 不具合機能 | 不具合情報 | 回避方法法 | 解消 |
1.1 | 初回起動 | ファイルがあるのにbinファイルがないと表示される | なし | 1.2 |
1.4 | [リスト編集] ↓ [ファイルの削除] | 削除されずにファイルが残る | なし | 1.5 |
1.4 | [リスト編集] ↓ [ファイル無効化][ファイル有効化] | 正常に反映されない可能性がある | なし | 1.5 |
1.5 | [リスト編集] ↓ [ファイル無効化]時にリストの昇順降順 | リストの昇順降順をすると無効化していたリストに色がつかない | 別のタブを開くと色がつく | 1.5.1 |
1.5 | [リスト編集] ↓ [ファイル無効化]したファイルを上書き | 無効化のままになる | 有効化処理を行う | 1.5.1 |
1.7.1.1以前 | Spats本体 | x86(32bit版)のOSで Spatsが起動しない | Spats.exe.configを 最新の物に書き換え | 1.7.1.2 |
システム要件
要求スペック | |
対応OS | Windows7 SP1 32/64bit版 / Windows8.1 64bit版 / Windows10 64bit版 |
CPU | Core 2 Duo以上 |
メモリー | 64MB以上 |
HDD | 4GB以上の空き容量 |
必要な物(以下の物がないと起動しません) | |
ランタイム | .NET Framework 4.5 |
a9codec | 2013/10/17リリースの物を使用 |
必須 | 秘密のスパイス Version 4.00 Build 2490 Version 4.00 Build 2160 Version 4.00 Build 2099 Version 3.00 Build 1436 Version 3.00 Build 1345 Version 2.00 Build 060 Version 2.00 Build 050 Version 2.00 Build 040 |
ダウンロード
以下のリンクよりダウンロードしてください。
Windows7 32/64bit版対応
a9codecサポートツール Spats!!
Version1.7.1.3 公開 2015/03/20
※解凍パスワードはこちらの動画をご覧ください。
【A列車で行こう9】 Spats!! 【a9codecサポートツール】
※1.5.1導入済みの人はSpats.exeとSpats.exe.configを上書きして下さい。
※使用許諾をよく読んで頂いた上で、同意頂ける場合のみご利用ください。
操作説明
Spats!!の操作説明です。
動画版 基本取扱い説明書
動画版 Ver1.7向け取扱い説明書
動画版 A9V4対応方法
Spats!!構成
■初回起動前
Spats [フォルダ]
┣ Spats.exe [プログラム本体]
┣ Spats.exe.config [設定ファイル]
┗ readme.txt [使用許諾&操作説明]
■初回起動後
Spats [フォルダ]
┣ Spats.exe [プログラム本体]
┣ Spats.exe.config [設定ファイル]
┣ readme.txt [使用許諾&操作説明]
┣ list [フォルダ]
┃ ┣ rlist.csv [複数リスト管理用]
┃ ┗ flist.csv [binファイルリスト]
┣ exe [フォルダ]
┃ ┗ a9codec.exe [a9codec本体]
┣ data [フォルダ]
┃ ┣ 各種データ
┃ ┗ Backup_data.zip [バックアップデータ](バックアップ作成していたら)
┣ Finished [フォルダ]
┃ ┗ a9codecで作成した各種ファイル
┗ tmp [フォルダ]
┗ ひみちゅのぼっくす
初回起動方法
1.起動に必要な物をそろえてください。
システム要件 必要な物を参照
2.Spatsフォルダに以下の名前でフォルダを作成して下さい。
list
exe
3.取り扱うbinファイルのリストファイルを作成して下さい。
listフォルダに[flist.csv]を作成
4.flist.csvにa9codecで解凍&圧縮できるbinファイル名を記載してください。
1行1ファイル名(拡張子はなし)
5.exeフォルダにa9codec.exeを入れてください。
※ 2013/10/17公開の物
6.Spats.exeを起動してください。
7.使用許諾をよく読み同意される場合は[同意]ボタンをクリックして下さい。
8.バックアップを作成するか聞かれるので作成する場合は[はい]をクリックして下さい。
9.初回起動では2~3分ほどかかるのでお待ちください。
メインの画面が表示されれば起動完了です。
追加
■ファイルの追加方法について
追加したいファイルを用意します。
追加したいファイルをドラッグ&ドロップで追加タブの赤い部分に投入します。
追加されたファイルがリストとして表示されます。
同じファイル名の物が追加された場合は上書きするかを聞いてきます。
(※追加時に同じファイル名があれば上書きするのチェックが入っていると自動で上書きになります。)
置き換えるファイルが存在しない場合は追加されません。
Binファイルを生成するには[リストを適用しBinファイルを生成]ボタンを押してください。
生成が完了するとメッセージが表示されます。
リスト編集
登録したリストを編集できます。
■検索
入力された文字が含まれるファイルだけを抽出します。
すべてのリストを表示し直すには入力した文字を消してください。
■選択したファイルの削除
リストでファイルを選択した状態でこのボタンを押すとリストから削除されます。
■ファイル無効化/有効化
リストでファイルを選択した状態でこのボタンを押すと無効化/有効化されます。
無効化の場合は選択したファイルが灰色になります。
この状態でBinファイルの生成をした場合、このファイルは含まれない状態で生成されます。
この状態を解除する場合は選択した状態で有効化ボタンを押してください。
復元
対象プログラムが起動しなくなった際の復旧手段を提供します。
■元データでBinファイルを生成
リストのデータを追加せずすべてのBinファイルを生成し直します。
処理に時間がかかりますが追加ファイルによる原因不明の起動エラーの際は
一度、実施されることをお勧めします。
※ [その他]タブの[ファイルリストのデータをデフォルトにする]を実施していると
リストのデータを含んだ状態のBinファイルを生成します。
これは仕様です。
■バックアップ ファイルを開く
起動時にバックアップを作成している場合はこのボタンが有効になります。
バックアップを取った時点のファイルを取得することが可能です。
※ バックアップを取る前にリストのデータで変更している場合は
リストのデータを含んだ状態のBinファイルとなります。
これは仕様です。
■復旧できない場合
対象プログラムの再インストールを実施してください。
その他
フォルダを開いたりファイルに関する操作を行えます。
■Spats!! フォルダを開く
Spats.exeが置かれているフォルダを開きます。
■生成ファイル フォルダを開く
生成したBinファイルが置かれるフォルダを開きます。
■メインプログラムのdataフォルダを開く
対象プログラムのdataフォルダを開きます。
■ファイルリストのデータをデフォルトにする
この操作を行うとファイルリストにあるファイルを
すべてデフォルトの物として登録します。
ファイルリストはクリアされます。
次回から組み込まれた状態でBinファイルを生成します。
備考
■バージョンの確認方法
Ver1.4より以下の操作でバージョンを確認できます。
1.Spats.exeを右クリックしプロパティを開く
2.詳細タブを開く
3.製品バージョンを確認
■Spats.exe.configについて
ここに記載がある部分以外は変更しないで下さい。
正常にSpatsが動作しなくなります。
項目 | バージョン | 機能 | 切り替え方法 |
RegPath | 1.5以降 | 対象プログラムのロケーション情報が格納されている場所を指定する | RegistryKey |
View | 1.7以降 | Spats!!で管理しているファイルのリスト一覧を表示 Ver1.7以前ではSpats!!が停止するおそれがあり | true/false |
OverWrite | 1.5以降 | 追加タブの上書きチェックをON/OFFにする (終了時に状態を保存) | true/false |
log_make | 1.5以降 | Spats!!の動作ログ(Spats.log)の記録をする/しない | true/false |
Backup | 1.5以降 | 大元のbinファイルのバックアップ作成をする/しない (する場合はバックアップが作成されるまで起動時にバックアップ作成メッセージ表示) | true/false |
Run | 1.6以降 | 指定したファイルをビンファイル生成完了時に実行する ファイルはSpats.exeのある場所に置くこと | ファイル名 |
ListMax | 1.7.13以降 | 複数置換リストの作成数の制限を行う | 整数 |
■アンインストール方法
レジストリ等への書き込みはおこなっておりませんので
フォルダごと削除してください。
■1.7以降の複数置換リスト管理機能について
バージョン1.7以降に追加した機能についての説明です。
追加するファイルリストを複数もたせることにより
MAP毎に追加ファイルを変更しやすいようにしました。
このようにメイン画面の左上がプルダウンメニューとなります。
特に設定変更を行っていない場合は表示されるのはファイルリスト1のみです。
複数のファイルリストを作るにはまずバージョン1.7のSpats!!を正常起動できるようにしてください。
一度起動するとlistフォルダにrlist.csvというファイルが作成されます。
rlist.csvをテキストエディタで開き追加するリスト名を追記してください。
追記するリスト名には特殊記号は使用しないでください。
再度、Spats!!を起動するとメニューに追記したリスト名が表示されます。
リストを選びファイルを追加してください。
■1.7以降の複数置換リスト管理機能使用時の差分作成機能について
複数のファイルリストを使うと以下のような場合に不具合がおきます。
例:
①ファイルリスト1でbinファイルを生成する→binファイルA、binファイルBを生成
②ファイルリスト2でbinファイルを生成する→binファイルB、binファイルCを生成
この状態だと②の時点で
・binファイルAはファイルセット1の車体データ
・binファイルBはファイルセット2の車体データ
・binファイルCはファイルセット2の反射データ
となり中途半端にデータが混じってしまいます。
Spats1.7.1からは追加データが含まれない状態のbinファイルも生成するようになりました。
例:
①ファイルリスト1でbinファイルを生成する→binファイルA、binファイルB、binファイルC(素の状態)を生成
②ファイルリスト2でbinファイルを生成する→binファイルA(素の状態)、binファイルB、binファイルCを生成
この場合だと②の時点でも
ファイルリスト1のデータは含まれない為、データの差分を考えなくてもよくなります。
この機能はデフォルトで働きますので特に意識せず使用できます。
対象プログラムアップデート時の注意事項
インストールする前に素のbinファイルに戻してください。
対象プログラムが起動できなくなる可能性があります。
また修正パッチ後のファイルを取得する必要があるので
再度、Spatsのdataフォルダを削除してください。
V4/TK/V5パックへの対応方法
バージョンアップやパッチを当てた際に実施してください。
新規でSpatsを導入する際は実施しなくても動作致します。
・V4/TK/V5パック対応化手順
アップデート前に環境をバニラ状態に戻します。
(Spatsのバックアップ機能を使うなり独自のバックアップを戻すなりしてください。)
V4/TK/V5パック、もしくはパッチをインストール後に
Spatsの置いてあるフォルダにあるdataフォルダを削除してください。
Spatsでdataフォルダの再生成されV4/TK/V5パック、パッチの追加ファイルを認識することができます。
※注意
dataフォルダを初期化するので[ファイルリストのデータをデフォルトにする]で
ファイルを差し替えていた場合、すべて削除されますのでご了承下さい。
■このフォルダごと削除してください。
・V4/TK/V5パック追加データの取扱い
V4/TK/V5パックの追加データを開きたい時はflist.csvへの記載も忘れずに!
使用許諾
バグ報告&要望
バグ報告&要望はツイッター(@nico_skunkworks)に頂けると助かります。
ここはツイッターIDがない人用にどうぞ(確認頻度がかなり低いです。)
最新の40件を表示しています。コメントページを参照
■バグ報告/質問について
使用バージョン、Spats.log、バグ発生時のスクリーンショットをつけてください。
■ファイル名を教えてほしい
なんのファイルかはご利用者様ご自身で調べてください。
そういったご質問は削除致します。
■要望について
自動でのbinファイル置換は技術的には可能ですが諸事情により実装する予定は御座いません。